Glenn Gould (グレン・グールド)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第30-32番


1956年9月17日、(アメリカの)コロムビアより発売

選ばれてあることの恍惚と不安 (ヴェルレーヌ)


最後のソナタから始めたグールド
(まだ聴いてない人のために)

 グレン・グールドのコロムビアでの2ndアルバム。録音は、ニューヨークのコロムビア30番街スタジオで、1956年6月21日~29日に、第32番→第31番→第30番の順で行われた。新人ピアニストが、ベートーヴェンの最後のソナタからレコーディングをするのって、かなり大胆じゃないかしら (*´∀`)
 レコードと言う、今や滅びゆく媒体(LPが滅びゆくと言う意味ではなく、CDも含む、お店で買うアルバムが滅びゆくと言う意味)の夜明けの頃(長時間録音が可能になったけど、まだモノラル録音)、後にコンサートを拒否し、レコーディングに全てを賭けることになる、若きグールドによって成し遂げられた、まさに彼の試金石とでも言うべきアルバムだぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o


本作を聴くために

 本アルバムは、NAXOS(ナクソス)から、初出LPより復刻したCDが発売されていて、なかなか良い雰囲気なのだ (〃ノ∇ノ) 従来のCDより、ピアノの高音域がやさしく響き、広い音域で作曲された後期のソナタにピッタリである (*´∀`) しかも、安いので、グールドが気になる人には、絶対のオススメ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o


グールド ベートーヴェン:ソナタ 30-32番

輸入版CD
ベートーヴェン●ピアノ・ソナタ 第30-32番
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1956年6月
マーク・オーバート=ソーン復刻
発売日:2008年9月10日
発売元:Naxos Rights International Ltd.
価格:けっこう安い (〃∇〃) 下記のリンク先をチェック♪
型番:8.111299
(帯のコメント)
言わずと知れた極限の解釈、グールドのベートーヴェンもNAXOSに!
(帯の裏面のコメント)
1932年カナダ生まれのグレン・グールドに関して、今更語ることはなにもないでしょう。彼の弾くバッハはクラシックファンのみならず、ジャンルを越えて、全ての音楽ファンに未来永劫愛され続けていくに違いありません。このベートーヴェンの最後の3つのソナタも人類の文化遺産の一つとして認定いたしましょう。

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