『シルバー仮面』
第6話
『さすらいびとの荒野』


1972年01月02日放送 宣弘社、日本現代企画制作
監督:樋口弘美 脚本:上原正三
出演:柴俊夫、亀石征一郎、夏純子、篠田三郎、松尾ジーナ、
佐々木功、南沙織、森山周一郎ほか


ジャブ気味にショート・レヴュー(多少、ネタバレ)

 監督は、第5話に引き続き、樋口弘美なのす (*´∀`) 脚本は、『シルバー仮面』『シルバー仮面ジャイアント』の全26話中、  13本を執筆した、上原正三の2本目だし (≧∇≦)
 冒頭、春日兄弟が、浜辺で、初日の出を見るシィンがあるけも、本作が放映されたのは、01月02日だったのす ( ̄□ ̄;) 流木を集めて、たき火をし、お雑煮を作ったり、時代を感ぢさせる、貧乏くささが、たまらんのす (〃ノ∇ノ)
 で、南条式光子ロケットを開発中の、南条隼人を演じた、佐々木功は、妙に、リアリティと云うか、渋い重みがナく、科学者を演じても、チンピラを演じても、ヒモを演じても、「なにをヤッても、ささきいさお」とでも云うべき、本人の個性の強さが、仇となってる気がしる ( ゚∀。) また、妹の綾さん南沙織)も、妙に、影が薄いし、時々、ニヤけてて、あんまし、キレそぉに見えナいのが、鬼門だし ( ゚∀。)
 一方、熱に倒れた、はるかちゃん松尾ジーナ)の鬼気迫る表情など、春日兄弟の演技は、まさに真剣勝負であり、意見の対立する彼らが、しだいに団結してユく過程が、実に重厚で、見ごたえがあるのす (〃ノ∇ノ) このあたり、同じく、上原脚本の第3話と、よく似てるのす (≧∇≦) ところで、はるかちゃんの病室で、付き添ってたハヅの、綾さんは、爆酔すてたのかすら‥‥ ( ̄▽ ̄|||)
 また、はるかちゃんの腕に、光子ロケットの回路図が、浮かび上がるのも、SFっぽくて、dokidokiだし (〃ノ∇ノ) つくづく、第10話での「路線変更」と云うか、「リセット」が、痛恨(つ~こん)しゅぎるのす (ノд`) もすかしると、日本の特撮史上最大の悲劇ぢゃナいかすら Σ( ̄□ ̄;) ちなみに、第10話も、上原脚本だし ( ̄▽ ̄|||)
 で、事件後の、綾さん「進路」が、ぶっ飛んでて、かにゃり焦るけも、この辺りは、南沙織ファンへの、サァヴィスだし ( ̄□ ̄;) また、めずらしく、心ときめかす、光三篠田三郎)の優しげな表情が、その端正さで、「昭和の青春」を感ぢさせる画と、なっておる (*´∀`) それでも、南沙織の起用は、失敗だったと思うな (ノд`)
 そして、冒頭の初日の出を、伏線としたエンディングも、大いなるロマンがあって、ステキなのす (≧∇≦) そもそも、ミニチュアが、良く出来てるのが、イイのす (*´∀`)

  Ver. 0.10 2018年02月27日25時52分、完了。 ←今ココ


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本作を観るために

 「有限会社ハミング」のDVD、『シルバー仮面 VOL.2』を、買いまそぉ (*´∀`) 『VOL.1』は、買いマスたか??? 「同時購入攻撃」が、オススメ~ (≧∇≦) そのクオリティは、不明だけも、最近、Blu‐rayも、出たのす Σ( ̄□ ̄;)
 第11話から、路線変更によって、タイトルも、『シルバー仮面ジャイアント』に変わるので、『VOL.1』『VOL.2』で、等身大ヒーローである前半が、揃うのす (〃∇〃)
 その、第1~8話に、駄作はナいのす ( ̄□ ̄;) これは凄いことなのす (≧∇≦) でも、視聴率に負けて、「失楽園」すてすまったのすぅ (・ω・。)。。
 何かと話題の第9話は、「外伝」と思えナくもナいので、まだ救いがあるけも、行きすぎた演出第10話は、完全に、「行きがけの駄賃」であり、存在自体が、許せナかったりしるのす (ノд`)


シルバー仮面 Vol.2
☆わたにゃん所有のDVD
国内版DVD
シルバー仮面 VOL.2
カラー、125分、片面・2層
モノラル、スタンダードサイズ
発売日:2011年4月22日
発売元:有限会社ハミング
価格:2100円(税込)
型番:HUM-202
 第六回 『さすらいびとの荒野』
 第七回 『青春の輝き』
 第八回 『冷血星人の呼び声』
 第九回 『見知らぬ町に追われて』
 第十回 『燃える地平線』

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